プロポリスには6段階の等級がある
プロポリスは世界各国で採取されています。
日本でもごくわずか採取できますが、研究用として使用されていることがほとんどです。
プロポリスは、ブラジル、アルゼンチン、イギリス、イタリアなどのヨーロッパやエジプト、オーストラリアなどで採取されています。
中でも最も多い生産国は、ブラジルです。
ブラジルにはプロポリスと採取する為に一番いいとされている、アフリカ蜂化ミツバチがいます。
アフリカミツバチとセイヨウミツバチを自然に交配したことで生まれた品種の蜂です。
ブラジルのミツバチは、とくに湿度の高いところで生息するため、巣を守るためにより強力なプロポリスを大量に作り上げる性質があります。
なのでより良質で、大量のプロポリスを採取することができます。
ブラジルで採取されたプロポリスには、品質に応じて6段階に分かれています。
まず一段階は、プロポリスを採取する際に、削った残りかすのようなものを乾燥して粉末状になっており有効成分がほとんど含まれていないため、あまり効果を期待することができません。
次の2段階3段階のプロポリスは、健康食品業者によって採取されていることが多いです。
ユーカリ由来のものが多いのが特徴的なプロポリスになります。
そして4段階、5段階のプロポリスは、高品質なプロポリスといわれています。
質のいいプロポリスにこだわった業者であれば、4〜5段階のプロポリスを使用しています。
中でもアレクリンという成分が多く含まれている、優良なプロポリスだということが特徴的です。
いちばん最高ランクの6段階のプロポリスは、別名グリーン・プロポリスといわれ、最上級品として扱われています。
アレクリンという植物由来のもので、湿気があって柔らかいのが特徴的です。
プロポリスのランクは1段階のものと6段階のものとでは、原価で3倍の差があり、製造過程を経ていくことで、価格差はどんどん広がっていきます。
なので、プロポリスの商品を購入すすのであれば、まず原材料の等級をしっかり確認しておきましょう。
せっかくのプロポリスの効果がえることができなくなってしまいます。
そしてプロポリスは、アルコールを使用して成分を抽出しています。
原材料の等級がいいものでも、破格的な金額のものは二番煎じされたものの可能性もあります。
また等級を見極めるのに、原材料の色目も参考になります。
緑色のものは、1段階のものが多く、2.3番めのものはユーカリを使用していることが多いため茶色が多くなっています。
そして黒色・赤色・黄色の順で等級のランクががっていきます。
原材料がこれだけ段階に分かれているので、そのランク次第で金額に大きな差が出てくるのは当然になります。
より質のいいものを取り入れることで、からだへの効果もすぐに感じられます。